無事にパソコンへKNIMEを入れ終わったものの、英語の画面を前に「ここからどうすればいいの?」と手が止まっていませんか?
最新バージョンのKNIMEは「Modern UI(モダンUI)」と呼ばれる、ブラウザのようにスッキリとしたデザインになっており、実は使う場所はごく一部だけです。
この記事では、KNIMEのインストールを終えたばかりの初心者の方に向けて、一番基本となる画面の見方と操作手順を優しく解説します。
画面の構成:使うのは主に3つのエリアだけ
KNIMEの画面を開いたら、まずは以下の3つの場所だけを覚えましょう。他の細かいメニューは、慣れるまで無視してしまって大丈夫です。
- スペースエクスプローラー(画面の左端):フォルダのアイコンが並んでいる場所です。あなたが作った作業ファイル(ワークフロー)が保存されている、引き出しのような役割をします。
- キャンバス(真ん中の広い白いスペース):作業机です。ここにアイコンを並べて、自動化の仕組みを作っていきます。
- ノードリポジトリ(キャンバスの左側にある+ボタン):色々な機能を持ったアイコン(ノードと呼びます)が詰まっているおもちゃ箱です。ここから使いたい道具を探します。
基本操作の3ステップ(Modern UI版)
KNIMEでの作業は、基本的に「配置する」「つなぐ」「実行する」の3ステップの繰り返しです。スマホのアプリを操作するような感覚で進められます。
ステップ1:ノードをキャンバスに配置する
画面左側の「+(Add node)」ボタンを押すと、検索窓が出てきます。使いたい機能の名前、例えばエクセルを読み込みたいなら「Excel Reader」と入力します。
見つけたアイコンをマウスでクリックしたまま、真ん中の白いスペースに引きずり込んできます(ドラッグ&ドロップ)。
ステップ2:設定をして線でつなぐ
置いたノードをダブルクリックすると、設定画面が開きます。エクセルファイルを読み込むノードなら、ここで「どのファイルを開くか」を指定します。
設定が終わると、ノードの下にある信号機のようなマークが赤色から黄色に変わります。これは「準備OK」の合図です。
Modern UIの便利なところは、線のつなぎ方です。配置したノードの右側にある三角マーク(ポート)からマウスを引っ張ってキャンバス上で離すと、すぐに次のノードを検索する窓が出てきて、スムーズに次のアイコンを配置しながらつなぐことができます。
ステップ3:実行(Execute)して結果を見る
線をつないだら、ノードの上にマウスを乗せてみてください。すると、小さな「緑色の再生ボタン(Execute)」がフワッと表示されるので、これをクリックします。
ノードの信号機が緑色に変わり、処理が完了したことを教えてくれます。
緑色になったノードの右側にある三角マーク(ポート)をクリックすると、画面の下にデータがピョコッと表示され、エクセルのように表形式で中身を確認することができます。
この基本操作さえ覚えてしまえば、あとは用途に合わせてノードの種類を変えていくだけです。
VLOOKUPの代わりになるJoinerノードなど、実務ですぐに使えるノードから少しずつ試してみましょう。
