KNIMEをパソコンにインストールして起動した時、一番最初に小さな画面が開いて、フォルダの場所を聞かれますよね。
そのままよく分からずにOKを押して使っているけれど、自分が作った自動化のファイルがパソコンのどこに保存されているのか迷子になっていませんか。
この記事では、KNIMEのWorkspace(ワークスペース)の意味と、保存場所を後から変更して分かりやすく整理する方法を解説します。
Workspace(ワークスペース)とは何か
ワークスペースとは、KNIMEで作った作業ファイル(ワークフロー)や、読み込んだデータなどをまとめてしまっておく、専用の引き出しのようなフォルダのことです。
エクセルでいうところの、マイドキュメントやデスクトップといった保存場所の指定と同じ意味を持ちます。
KNIMEの基本操作でお伝えした画面左側のスペースエクスプローラーには、このワークスペース・フォルダの中身がそのままツリー状に表示されています。
初回起動時のおすすめの保存場所
KNIMEを初めて起動した時、標準ではパソコンのユーザーフォルダの奥深くに設定されることが多いです。
しかし、これでは後からファイルを探すのが大変になるため、自分が一番アクセスしやすい場所に専用のフォルダを作って指定することをおすすめします。
たとえば、ドキュメントフォルダの中に新しく KNIME_Data という名前の空フォルダを作り、起動時の画面のBrowseボタンを押してそのフォルダを指定します。
さらに、画面の下の方にあるチェックボックス(Use this as the default and do not ask again)にチェックを入れておけば、次回からはこの確認画面が出なくなり、すぐにKNIMEが起動するようになります。
後から保存場所を変更・切り替える方法
すでに使い始めてしまったけれど、やっぱり別の場所に保存先を変えたいという場合は、KNIMEを開いた状態で変更(切り替え)が可能です。
- メニューを開く:Modern UIの画面左上にある三本線のメニューアイコン(ハンバーガーメニュー)をクリックします。
- 切り替えを選ぶ:メニューの中からFileを選び、さらにSwitch Workspace(ワークスペースの切り替え)を選択します。
- 新しい場所を指定する:Othersを選ぶと、初回起動時と同じようにフォルダを指定する画面が出ますので、Browseボタンから新しいフォルダを選んでOKを押します。
これを実行すると、KNIMEが自動的に再起動し、新しい真っさらな引き出し(ワークスペース)が開きます。
複数の引き出しを使い分けるメリット
この切り替え機能を活用すると、経理業務用の引き出しと、アンケート分析用の引き出しなど、目的ごとに完全に保存場所を分けることができます。
ファイルがごちゃごちゃになってしまうのを防ぐためにも、自分の使いやすい保存場所をしっかりと決めて、快適な自動化ライフを送りましょう。
