KNIMEでノードをつなぎ、いざ緑色の実行ボタンを押した瞬間に、ノードの下にある信号機マークに赤いバツ印が表示されて処理が止まってしまうことがあります。
初めてこの赤いエラーを見ると少し焦ってしまいますよね。
この記事では、エラーが起きた時の原因の調べ方と、事務職の方がよくつまづきやすいエラーの対処法をわかりやすく解説します。
エラーの原因はコンソール画面に書かれている
ノードが赤色になった時、KNIMEはただ止まっているわけではなく、必ず私たちにエラーの理由を教えてくれています。
そのメッセージを確認する場所がコンソールと呼ばれる画面です。
Modern UIの場合、画面の右下や下部にあるConsoleというタブをクリックして開きます。
そこにズラッと英語の文字が並んでいますが、一番下の行の赤い文字に注目してください。そこが今回発生したエラーの正体です。英語が読めなくても、そのままコピーして翻訳ツールにかければ意味はすぐにわかります。
よくあるエラーの原因と対処法
ここでは、KNIMEを使い始めたばかりの時に起こりやすい代表的なエラーをいくつかご紹介します。
ファイルが見つからない(File not found)
エクセルやCSVを読み込むノードで最も多いエラーです。
昨日まで動いていたのに赤色になった場合は、読み込もうとしているエクセルファイルの名前を変更してしまったり、別のフォルダに移動させてしまったりしたことが原因です。
もう一度ノードをダブルクリックして設定画面を開き、正しいファイルの場所を指定し直しましょう。
指定した列が存在しない(Column not found)
このエラーは、空白セルを処理するMissing Valueノードなどで設定を済ませた後に、元のデータの中身が変わってしまった時によく起きます。
たとえば、設定では売上金額という列に対して処理をするように指定していたのに、新しくもらったデータの列名が売上合計に変わっていた場合、KNIMEは売上金額が見つかりませんと教えてくれます。
設定画面を開き直して、新しい列名を選び直せば解決します。
データの中身が空っぽ(Empty table)
直前のノードでデータを絞り込みすぎた結果、次のノードに渡すデータが1行もなくなってしまった場合に警告が出ることがあります。
この場合は、一つ前のノードの抽出条件が厳しすぎないかを確認してみてください。
エラーは改善のためのヒント
エラーが出ても、パソコンが壊れたりデータが消えたりすることはありません。
むしろ、複数のCSVを結合するような複雑な処理を作っている最中には、エラーのメッセージが正しい仕組みを作るための道しるべになります。
ノードが赤色になっても慌てずに、まずはコンソール画面の一番下を確認するクセをつけていきましょう。
