毎月のデータ集計、エクセルで疲弊していませんか?
月末や月初になると、営業部から送られてきた大量の売上データをエクセルでかき集め、ピボットテーブルを更新したり、関数を組み直したりしていませんか?データが重くなってエクセルがフリーズするたびに、溜息をついている非エンジニアの方も多いはずです。
プログラミングができなければ手作業でやるしかない、と諦める必要はありません。実は、完全無料のノーコードツール「KNIME Analytics Platform」を使えば、こうした面倒な集計作業はクリック操作だけで一瞬で終わらせることができます。かつて私もエクセルの関数と格闘していた元文系事務職ですが、今では毎月の定型業務はすべて自動化されています。この記事では、KNIMEを使ったデータの集計方法について、初心者向けに分かりやすく解説します。
エクセルの集計作業が限界を迎える理由
ビジネスの現場では、日々膨大なデータが蓄積されます。しかし、エクセルを使ってこれらを処理しようとすると、すぐに限界がやってきます。行数が100万行を超えればファイルすら開きませんし、複数のファイルをコピペして集計する作業は、ヒューマンエラーの温床になります。実際に、エクセルの集計作業をノーコードで完全自動化!事務職向けDXの進め方でも紹介している通り、手作業によるコピペや集計は、業務効率を落とす最大の原因となっています。
また、マクロやVBAを組もうとしても、エラーが出るたびにネットで検索して時間を溶かしてしまう……そんな経験はありませんか?KNIMEであれば、視覚的なブロック(ノード)を繋げていくだけで、誰でも再現性の高い集計フローを作ることができます。属人化を防ぎ、いつでも誰でも同じ結果を出せるのが最大のメリットです。
KNIMEでの基本的なデータの集計方法
それでは、実際にKNIMEを使ってデータを集計する手順を解説します。エクセルでいうところの「ピボットテーブル」や「集計機能」を、ノーコードでどのように実現するのか見ていきましょう。
- ステップ1:データをKNIMEに取り込む(Excel ReaderやCSV Readerノードを使用)
- ステップ2:集計の軸となるノードを配置する(代表的なのはGroupByノードです)
- ステップ3:グループ化したい列と、計算したい列(合計や平均など)を設定する
- ステップ4:実行ボタンを押し、結果を確認して出力する
特に「GroupByノード」は、エクセルの集計作業を置き換える上で最もよく使う必須ノードです。詳しい使い方については、KNIMEでグループ集計!GroupByノードの使い方とエクセルの集計作業からの脱却で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。設定画面も英語表記ですが、どの項目が「何を意味するか」が分かれば、文系出身の私でも直感的に操作できました。
まとめ:ノーコードで集計業務から解放されよう
今回は、KNIMEを使ったデータの集計方法についてご紹介しました。毎月のルーティンワークであるデータ集計をノーコードで自動化できれば、残業時間を大幅に減らすだけでなく、空いた時間をよりクリエイティブな業務に使うことができます。
プログラミングの知識は一切不要です。まずは自分の手元のエクセルデータを少しだけKNIMEに読み込ませて、集計ノードを動かす体験から始めてみませんか?あなたの事務職としてのスキルが、DX推進の大きな武器に変わる日はすぐそこです。
