KNIMEの基本的な操作は覚えたけれど、いざ自分の業務を自動化しようとすると、どのアイコン(ノード)をどういう順番で繋げばいいのか迷ってしまいますよね。
実は、世界中のユーザーやKNIME公式が作ってくれたお手本(テンプレート)がインターネット上にたくさん公開されており、自由にダウンロードして使うことができます。
この記事では、ゼロから作らずにサンプルワークフローを活用して学習スピードを上げる方法を解説します。
サンプルワークフローとは何か
サンプルワークフローとは、あらかじめ正しい順番でノードが繋がれており、設定まで完了している完成済みの作業ファイルのことです。
エクセルの無料テンプレートをダウンロードして、中身の数字だけを書き換えて使うのと同じ感覚で利用できます。
たとえば、複数のCSVを結合してから条件に合わせて不要な行を削除するといった、実務でよくある処理の流れがそのままパッケージ化されています。
プロの作ったお手本を見ることで、どのノードを使えば自分のやりたいことができるのかという正解を最短で知ることができます。
サンプルの探し方とダウンロード手順
サンプルは、KNIME Hub(ナイムハブ)という公式の共有サイトから無料で探すことができます。
Modern UIの画面を開いた状態で、以下の手順でサンプルを取り込んでみましょう。
- ブラウザで検索する:インターネットブラウザ(Chromeなど)を開き、KNIME Hubのサイトにアクセスします。検索窓に、やりたいことのキーワード(たとえば Excel や Filter など)を入力します。
- ワークフローを探す:検索結果のタブからWorkflowsを選ぶと、世界中の人が作ったサンプルの図が表示されます。星マークが多くついている公式のサンプルを選ぶのがおすすめです。
- KNIMEに引きずり込む:使いたいサンプルを見つけたら、そのWebページ上にある黄色い雲のマーク(Drag & Drop)をマウスでクリックしたまま、自分のパソコンで開いているKNIMEのキャンバス(白い作業スペース)まで引きずり込んで(ドラッグ&ドロップ)指を離します。
自分のデータに置き換えて実行する
ドラッグ&ドロップが成功すると、KNIMEの画面に完成済みのノードの繋がりがパッと現れます。
まずはそのまま緑色の実行ボタンを押してみて、データがどのように変化していくのか、ノードとノードの間をクリックして確認してみましょう。
動きが理解できたら、一番左側にあるデータを読み込むノード(Excel Readerなど)をダブルクリックし、あなたが持っている実務のファイルに差し替えます。
テスト用のダミーデータを使って、手作業の自動化がうまくいくか安全に練習してみてくださいね。
