会社の業務効率化を進めるためにデータ加工ツールを探していると、あまりにも多くのシステムが存在していて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
特に予算が取れない場合、無料で使える範囲でしっかりと実務に耐えうるツールを見つけるのは至難の業です。
この記事では、非エンジニアの事務職が日々のエクセル業務を自動化するのに適した、無料で使えるデータ加工ツールの選び方を解説します。
身近なデータ加工ツールとしてのパワークエリ
最も手軽に始められる無料のデータ加工ツールといえば、エクセルに標準で搭載されているパワークエリです。
新しいソフトをパソコンにインストールする必要がなく、データを読み込んで不要な列を削除したり、別の表とくっつけたりといった一連の処理を自動化できます。
しかし、直感的な操作ができる反面、少し複雑な条件分岐などを作ろうとすると専用の言語を記述する必要があり、パワークエリ特有の操作感に挫折してしまう方も少なくありません。
プログラミング不要の無料ETLツール
エクセルの外で大量のデータをサクサク処理したい場合におすすめなのが、KNIMEのようなオープンソースのETLツールです。
ETLツールとは、データの抽出、加工、書き出しに特化したシステムのことです。
KNIMEは企業向けの有料ツール(Alteryxなど)に匹敵するほどの高機能でありながら、機能制限なしで完全無料で使い続けることができます。
画面上のアイコン(ノード)をマウスでつないでいくだけで、エクセルのピボットテーブルのような集計や、複数のファイルの結合が数秒で完了します。
目的に合わせたツールの選び方
非エンジニアが無料ツールを選ぶ際、最も重視すべきは学習のしやすさと、処理の流れが目で見てわかるかどうかです。
- エクセルの枠内で完結させたい場合:パワークエリを少しずつ学んでいくのが近道です。
- 10万行以上の重いデータや、複数ファイルの複雑な結合を視覚的に行いたい場合:エクセルから一度離れ、KNIMEのようなノーコードのETLツールに計算を任せるのが圧倒的に効率的です。
ツールはあくまで業務を楽にするための道具です。自分の抱えているエクセル作業の悩みに合わせて、一番ストレスなく使える道具を選んでみてくださいね。
