「周りの若手がプログラミングを学び始めている」「求人票を見るとエクセルマクロ(VBA)必須の文字ばかり」
こうした状況に、マクロが組めない自分はこのまま事務職として生き残っていけるのだろうかと不安を感じていませんか。
この記事では、プログラミング言語を書けなくても職場で圧倒的に重宝される、新しい時代の事務職のスキルについて解説します。
マクロが書ける=優秀とは限らない
確かにマクロは強力なスキルですが、企業が本当に求めているのはマクロを書くこと自体ではなく、業務の時間を短縮し、ミスをなくすことです。
実は、個人のスキルに依存して作られた複雑なマクロは、担当者がいなくなった後に誰も修正できなくなる属人化という大きなリスクを抱えています。
そのため、近年では「誰が作っても同じように見えて、引き継ぎがしやすい仕組み」を作れる人材の方が、現場のリーダーとして高く評価される傾向にあります。
ノーコードツールを味方につける
そこで事務職の強い武器になるのが、プログラミング言語を使わずに画面上の操作だけで業務を自動化するノーコードツールです。
たとえば、無料で使えるETLツールのKNIMEを使いこなせれば、マクロの何十行という暗号のようなコードを書かなくても、アイコンを数個つなぐだけで数百行のマクロと同じ処理を数分で作り上げることができます。
複数のファイルを開いて転記するような面倒な作業も、ノーコードツールがあれば一瞬です。
本当に必要なのは「業務の交通整理力」
マクロの文法を丸暗記するよりもはるかに重要なスキルがあります。それは、今の業務のどこに無駄があり、どんなルールでデータが動いているかを整理する力です。
- このデータはシステムからどうやって出力されるのか
- どの列とどの列を紐付ければ欲しい結果になるのか
- 表記ゆれなどのエラーが起きた時、人間はどう判断しているのか
エクセルの関数を使って泥臭い実務をこなしてきた事務職のあなたには、この業務の交通整理力がすでに備わっています。
プログラミングの学習に挫折したとしても焦る必要はありません。自分の頭の中にある業務フローを、視覚的なノーコードツールに置き換える手法を身につければ、あなたは立派なDX人材として活躍できますよ。
